【あらすじ】

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太宰治が大好きで、かつては小説家を目指していた高校教師の辰巳浩一。
自分のことを松田優作の生まれ変わりだと豪語するヤクザ者の青木達也。
全く性格の違う二人の男が、一緒に東京から青森へと向かう旅をすることに。
目的は、一人の女に会うこと。
女の名前は矢代冴子。
彼女は、かつて辰巳と青木、二人の男と同時に恋人関係にあった。
そして今、彼女は、ある不治の病におかされ、入院しているのだ。
青木と辰巳は、お互い、自分こそが冴子の本命の恋人だったと譲らない。
二人は反目し合いながらも、旅を続ける。
旅の途中、二人は、コールガールのレナとミサトと出会い、

それぞれに一夜を共にする。
そんな中、青木を追ってきたヤクザたちが現れる。
実は青木は、敵対する組織の組長を射殺するミッションを与えられていたが、
それを放棄して組織から逃げていたのだ。
青木達は、ヤクザ達から逃げ切ることが出来るのか？ 
そして、青木と辰巳は、矢代冴子の下にたどり着くことが出来るのか？